『ロータリーの友』は、国際ロータリー(RI)の認可を受け、ロータリー・ワールド・マガジン・プレス(『THE ROTARIAN』とロータリー地域雑誌の総称)の一員として発行されているロータリーの地域雑誌です。
ロータリーを語る時、ロータリーを思う時、私たちの心の中には各人にとってのロータリーが広がっているはずです。一人ひとりの読み手の生き方によって読み方が異なってよいと思います。なぜ『友』を読むのか、の答えの一つがそんなところにもあるように思います。

2015年12月28日月曜日

ロータリーの友 12月号


12月号の横組み表紙「都会のオアシス」は、東京・丸の内のクリスマスツリー、縦組み「くま川下り」は熊本県人吉市での川下り。いよいよ年の瀬も迫ってきたのだなあと思うと同時に、今回も11月号に引き続き九州の写真が採用されており、うれしく思った。

横組み表紙裏は196869年度日本から初めての国際ロータリー会長が就任」として、日本最初のRI会長である東ヶ崎潔氏の紹介記事。10月の地区大会に田中作次元RI会長を招き。「ロータリーを語ろう」という特別セッションを開催したが、数少ない日本人のRI会長とのご縁があったことに本当に感謝したい。

K.R.ラビンドラン氏の「RI会長メッセージ」は、「贈り物を分かち合う」である。最後に書かれている「人々に喜びをもたらすことによって、自らが犠牲になることはありません。それどころか、喜びは増していくのです。贈り物を贈り合うこのシーズン、私たちはほかの人々と分かち合うことで、与えられてきた贈り物を増やそうではありませんか」という言葉は本当に共感できるし、財団やクラブの奉仕活動を通じて、少しでも分かち合える喜びを感じられるように活動していきたいと思った。

特集「地域社会で汗を流す」では、各クラブの社会奉仕活動がいろいろと紹介されており、大変参考になった。わがクラブでも独自の奉仕活動や、地域で開催される「橋の日」、「延岡アースデイ」などの活動に参加し汗を流している。ぜひ次回、同じような企画があれば投稿したいと思った。

特集「自然災害に備えて ―独自のシステムを持つクラブ・地区―」については、当地区でもアンケートで確認したが、情報が来なかった。東日本大震災後は防災の対する意識や取り組みがいろいろと話題に上っており、今回の特集をきっかけに各地区やクラブでも意識してもらえるようになればいいなと思う。

Rotaryいま……」の「新しい発想でロータリーを」では、ロータリーの多様性を尊重しながら新しい発想で行動していくことも大事であるが、その根底には「ロータリーの目的」や「四つのテスト」を常に持って行動することが大事だと感じさせられた。

「地区大会略報Ⅰ」に第2730地区の地区大会を掲載していただいた。写真を20点近く送った中で、「集え、ロータリアン! 水郷とお接待のまち延岡へ!」の歓迎コンセプトを表わす、友愛の広場での鮎の塩焼きの写真を掲載していただいたことには感謝したい。

縦組み「スピーチ」の「いじめ予防を考える いじめ、問題行動予防の前提となる集団づくり」の中で、「いじめをなくすためには良い『学校風土』をつくる」ことが大事というところに共感した。私も以前、PTA会長を経験したが、普通のことをがんばっている子どもたちに「もっとがんばれ」ではなく、「君たちは今、それで素晴らしいよ」と褒めて、足らないところを支えてあげることが大事であることが、本当に身に染みて必要だと思った。


「ロータリー歌壇」には、当地区・志布志RCの西岡雅博会員の投稿が掲載されているし、「ロータリーアットワーク(写真編)」には、頴娃RCの「高校生と夏の清掃作業」が掲載されていた。12月号にも、地区からの投稿があったことに感謝したい。